【新築木造住宅】施工中の第三者監理についてのご相談の例

今回は、木造住宅を新築中のお客さまからのご相談です。

 

最低限押さえておいた方がよいチェックポイント

竣工後に見えなくなってしまう箇所はもちろんのこと、あとで不具合が出てトラブルになる前に、検査確認しておいた方がよいポイントは次のとおりです。

 

◎基礎をはじめとする躯体構造

◎屋根

◎外壁・外壁下地施工状況

○(高気密・高断熱の場合)気密フィルム、断熱材の施工状況

○(ルーフバルコニーや造作バルコニーの場合)防水下地の施工状況

○ アクセスが困難な箇所の配管の施工状況

◎竣工後引渡し前検査

 

もしも建築中の木造住宅が、構造上・設計上の特別な仕様でないのであれば、基本的には概ね上記の4項目(◎)の検査・確認で問題ないかと思います。

ただし外壁については(今回のお客さまのケースでは塗り壁)、塗り仕上げの前の下地の張りと目地処理(おそらく塗り下地にはボード類が張られると思います。)のチェックを追加したほうが良いかもしれません。

 

追加したほうが良い項目は

また、建物の仕様や概要により違うので、参考となりますが、追加した方が良い項目としては以下が考えられます。(上記一覧で○で示した項目)

1.高気密・高断熱の仕様であれば

   気密フィルムや断熱材等の施工状況

2.ルーフバルコニー造作バルコニーがある場合は

   こちらの防水下地の施工状況

3.床下・天井裏内でアクセスが困難な箇所の配管の施工状況

  (基礎断熱や床下換気設備がある場合、メンテが困難になるケースがある)

 

概ねこれらを網羅しておけば、封印される箇所の事前チェックは大丈夫かと思います。

 

検査のタイミングについては、事前に施工会社さんに工程表を作成していただき、工事進捗に合わせて検査日時を調整しての現地訪問が中心になるかと思います。

施工業者さんに、事前に第三者の検査があることの了承と、当初の取り次ぎのみをご対応いただければ、工事中の事務連絡は、直接当方から工事担当者とやりとりし、お客さまへ経過をご報告いたします。

 

費用について

検査(調査)の部位により、現地にて1回で済むものと、施工途中も含めて複数回のチェックが必要なものとがありますが、通常、各部位ごとを1回の検査として計上しています。

詳しくは見積書を作成いたします。

また検査の報告書(当社書式)の作成、および工事全般に関するご相談も対応しております。

質疑やご要望がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

お問い合わせはこちらからどうぞ。

 

投稿者プロフィール

菅野 武
菅野 武一級建築士
栃木県を起点に、北関東から福島県まで、建物調査診断や各種施設の法令点検・維持管理を通じて、既存建物の活用や保守・運用の提案と管理業務を行っています。業務でのご相談もお気軽にどうぞ。

一級建築士・既存住宅状況調査技術者・JSHI公認ホームインスペクター・建築物石綿含有建材調査者・古民家鑑定士・雨漏り診断士・建築物環境衛生管理技術者・耐震診断技術者・FLAT35適合証明技術者・日本不動産仲裁機構ADRセンター調停人

とちぎ住宅診断サービス/有限会社レーベンデザイン代表
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